現在中学部3年生の息子の通っている特別支援学校では、前回の記事【PTA活動】の1環として保護者会が学年ごとに開かれます。
娘の通っている地域の小学校では、このような活動はありません。
実は、とても重要な役割も担っています。
今回は、この保護者会について体験談を交えてお伝えします。
こういう活動もしているんだと、知ってもらえるきっかけになると幸いです。
保護者会の役割
PTA活動の1つで、保護者同士の親睦を深めることを目的としています。
対象は全保護者となっており、年間6回以上開催することとなっています。
参加は任意で、毎回アンケートで参加か不参加かを記入して提出しています。
PTA役員である学年の代表の人を中心に、保護者の中から担当者を決めて行います。
内容は自由で、基本的には教員は必要なく保護者のみでの開催です。
活動内容にはどんなものがあるのか?
保護者会は、新型コロナウイルスの影響でここ2年間はほとんど活動休止状態でした。
そこで、コロナ禍以前の活動についてお伝えしていきます。
茶話会
喫茶店でモーニングやケーキを食べたり、カフェでランチを食べたりしながら保護者同士の交流を深めます。
美味しいものを食べながら、学校の事や悩み相談、日常の事など様々なお話が聞けて毎回楽しい時間を過ごさせてもらっています。
先生からのお話
学年主任の先生から子どもたちの普段の様子を写真を交えて教えていただいたりすることもあります。
今後の行事や将来についての見通しなど題材はこちらで決めてお願いすることができます。
養護教諭より第二次性徴についてのお話をしていただいたこともありました。
事業所見学
特別支援学校の児童・生徒の大多数が将来的にお世話になるであろう就労支援や生活介護などの事業所の見学も保護者会で行います。
事業所との連絡は、その時の保護者会の担当者が行っています。
お礼として持参する手土産代は、上限額はありますがPTAが負担してくれます。
卒業文集の作成や記念品の購入
小学部6年生と中学部3年生に限定される保護者会です。
特別支援学校の文集の作成は任意です。文字を書けないお子さんも多いので作成しなくてもいいのです。
文集がないのは個人的にはちょっと寂しい気がしますが・・・。
作成する場合には印刷会社など、自分たちで探します。料金も保護者で支払います。
先生方へのお礼の記念品の準備も保護者会で行います。
PTA主催の行事への参加
PTA主催の地域の清掃や専門家の方による講演会などへの参加も保護者会の活動に含まれています。
次年度の役員選考
小学部1年生から中学部2年生までは次年度の役員決めを12月くらいの保護者会に組み込みます。
中学部3年生は卒業なのでありません。
参加してみた感想とまとめ
どの保護者会に参加してもプラスになることが多いです。
フルタイム勤務でなかなか参加できないという方もいらっしゃいます。
私もパートで仕事をしているので、すべての保護者会に参加している訳ではありません。
開催するときは日程を前もって相談してくれ、できるだけみんなの希望が合うように調整したりと工夫しながら開催されています。
特に、事業所の見学はできれば参加しておきたい行事です。
支援学校高等部に入学すると事業所の見学に行かなくてはならないので、その時の事業所選びの参考にもなります。
参加するのはちょっと面倒と思われるかもしれませんが色々と情報収集ができ、今後の役に立ちます。
今回はPTA活動の1つである保護者会について説明させていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。