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キッザニア甲子園 障がい児のサポートとは?【自閉症児の息子体験レポート】

知的障がいがあっても本当にお仕事なんてできるの?

私もそう思っていました!

スタッフの方々の素敵なサポートで、たくさんのお仕事を体験する事ができました!

知的障がいのある自閉症児の息子(現在中学3年生)が、キッザニアで体験したサポートやお仕事をレポートします。

2022年9月シルバーウイークの第1部の朝の様子もお伝えしていきます。

2023年の情報も追記しています。

目次

入場時の体験レポート

入場料金の割引は障がい児とその介護者1名のみ適応で、通常価格の半額となります。

保護者に障がいがあっても割引の適応にはなりません。(シニア割引はあります。)

受付時には、各地方自治体、および各都道府県独自に発行される障がい者手帳療育手帳や、障害福祉サービス受給者証を呈示することとなりますので、当日忘れないようにご準備ください。

キッザニア甲子園の朝は早いです。

少しでもお仕事をたくさんできるようにみなさん早くから並んでいます。

ららぽーと甲子園が開いていない時間帯は臨港線沿いのA駐車場からの入場となります。朝の7時から駐車場は開いています。

私たちは7時15分に到着しました。すでにたくさんの車が停まっていました。

受付に行くと・・・56番でした。

ららぽーと甲子園内で入場時間である8時30分くらいまで待つことになるのですが、各番号ごとに割と広い場所が用意されています。

私たちはその場所で、敷物を敷いて朝ご飯を食べました。

近くにローソンもあるので、朝ご飯を買うのに便利です。

トイレもららぽーと甲子園のキレイなトイレを利用できます。

多目的トイレもあります。

息子は1人でトイレに行けるのですが、手助けが必要になる場面もあるので多目的トイレがあって助かっています。

アシストカードを記入して準備します

受付時に、JOBジョブスケジュールカードをもらえるのですが、障がいのある子どもの場合一緒にアシストカード(下の写真参照)をもらうことができます

受付の方にアシストカードの事を説明していただけない場合もあるので、その場合はこちらから聞いてみるといいと思います。

少し見えにくいのですがアシストカードの裏にはどんなサポートが必要か記入する欄があります。

項目には

  • 保護者と一緒にパビリオンへ入室します
  • 音に敏感です
  • ゆっくりと身振り手振りをつけて説明してください
  • なんでも興味をもって近づきます
  • ユニフォームの着用が苦手です

とあります。この中に当てはまるものがあればチェックを入れておきます

基本的に子どもはお仕事には1人で行かなくてはいけないのですが、保護者が一緒に入れるサポートがあるのは嬉しいですね。

それ以外に気になることがあれば、下のその他のところに書いておきます。

息子の場合は、読み書きが苦手なのでその事を記載しました。

ちなみに、息子の初キッザニアの時は「保護者と一緒にパビリオンへ入室します」にチェックを入れていました。

中学1年生の時でした。お仕事内容にもよるのですが、その時は私も一緒に入室してサポートさせてもらいました。

中学3年生になった現在では、1人でお仕事に行っています。

お仕事の入室時にお仕事のスタッフの方が、口頭でもどのような感じのサポートが必要か聞いてくれるので安心です。

自閉症児のお仕事レポート

息子の発達年齢は凸凹はありますが、おおよそ4歳くらいです。

キッザニアでは、3歳からお仕事のアクティビティに参加できます。

では、実際のお仕事の様子をお届けしていきたいと思います。

自閉症児のお仕事レポート①【DIYのお客さん】

このアクティビティでは、8キッゾを支払ってDIY体験をしました。

スタッフの方にお手伝いしてもらいながらタイルを使ったコースターのDIYをしています。

出来上がりはというと・・・このようになりました!

タイルは何色も準備してくれていてみんなカラフルなコースタをー作っていたのですが、カピバラさんは枠もタイルもピンク1色で作っていました。

とっても不器用な息子ですがスタッフの方のサポートのおかげで妹の作品と大差なく作ることができています。

さりげなくサポートしてくださっているのが印象的でした。

自閉症児の息子のお仕事レポート②【運転免許証の取得】

キッザニアでは試験を受けて運転免許証をもらうことができます。

試験には筆記試験実技試験があります。

これだけ聞くと「無理」って思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私も正直息子には無理だと思っていたのですが・・・取ることができました!

こちらの運転免許証は、2020年息子が中学1年生の時に取得しました。

本格的で、もらえただけでテンションが上がってました。

当時の息子は、ひらがなを書くのもまだまだあやしい状態でしたが、私も一緒に行って横でサポートしました。

試験用紙は、名前の欄ですら読めないくらいぐちゃぐちゃでしたが、そんな答案用紙でも筆記試験合格でした(笑)

試験官の方、すごく優しかったです。

実技も、前にいた妹の車にぶつかりながらでした(笑)

小さいお子さんもたくさんいて、衝突事故は日常茶飯事のようですが、みんな実技試験も合格していました。

晴れて運転免許証が取得できたら、レンタカーのお客さんになることができます。

2023年現在、試験にはシュミレーターが採用されているようです。

自閉症児の息子のお仕事レポート③【ラジオ局のDJ】

ラジオ局ではDJのお仕事をします。

ひらがなの文字の1つ1つは読めるのですが、文章にして読めないカピバラさん。

スタッフの方にそれでも大丈夫と言っていただいて、ラジオ局のお仕事体験することになりました。

どうするのかなと思っていたら、ヘッドフォン越しにスタッフの方がセリフを教えてくれていました。

息子は、スタッフの方が言ってくれたセリフを復唱していただけです。

最後にCDにして渡してくれるのですが、これには、もちろんサポートしてくれたスタッフの方の声は入っていません。

スタッフの方のサポートのおかげで、無事にお仕事をやりきることができ、お給料もいただけました。

達成感も得られたようで、嬉しそうでした。

自閉症児の息子のお仕事レポート④【クライミングビルディング】

クライミング体験ができるアクティビティです。

息子は運動が苦手です。

登り切るのは無理だと思っていたのですがこちらでもしっかりサポートしていただけました!

下の方では足の踏み場や持つ所を口頭で教えてくれながら届く範囲までは身体を支えてもらいました。

上の方ではワイヤーでサポートしていただきながら口頭で手と足の動かし方を指示してもらっていました。

下の方で少しは感覚をつかんだのか失敗しながらもなんとか上まで登りきることができました!サポートのおかげです。

息子もすごく嬉しかったようです。

いい経験になりました。

まとめ

息子の体験談から、キッザニアの障がい児へのサポートをまとめさせていただきました。

お仕事レポートは特にサポートが素晴らしかったと思ったものを抜粋しました。

息子は、他にもたくさんのお仕事体験をしていて、どれも楽しむことができています。

サポートしていただいているスタッフの方のスキルが素晴らしく、安心してお任せすることができます。

お食事系のお仕事では、アレルギーの有無なども保護者にきちんと確認してくれます

息子は中学3年生なので今年でキッザニアのお仕事体験から卒業となりますが、今後に役立つ経験ができたと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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